知床に入って最初に出迎えてくれたのが、この滝でした。
オシンコシンの滝。
日本の滝100選にも選ばれた知床を代表する滝。落差約50mの断崖を二筋に分かれて流れ落ちる様は「双美の滝」とも呼ばれ、その迫力と美しさに圧倒されました。
須崎が【北海道一周旅行9日目】で訪れた記録をお届けします。
※この記事は2025年11月の訪問時の情報に基づいています。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
知床の入口で迎えてくれる二段滝

オシンコシンの滝は、ウトロに向かう国道334号沿いにある知床最大の滝です。名前はアイヌ語の「オ・シュンク・ウシ」(エゾマツが群生するところ)に由来。
駐車場から階段を上ると、滝の中腹にある展望台に到着。目の前で落差約50mの水流が二筋に分かれて轟々と流れ落ちる様子は、写真では伝わらない迫力があります。
間近で感じる水しぶきと轟音

展望台は滝にかなり近い場所にあるので、水しぶきが飛んでくるほど。轟音が体に響き、自然の力を全身で感じることができます。
知床に入る手前にあるので、ウトロ方面へのドライブの最初の立ち寄りスポットとして最適です。
須崎が体験した11月のオシンコシンの滝
須崎が訪れたのは11月。観光のハイシーズンを過ぎた時期だったため、駐車場にはほとんど車がなく、展望台にも観光客はまばらでした。
おかげで、滝をほぼ独り占めで楽しむことができました。夏場は観光バスが何台も来て混雑するそうですが、11月はその心配が一切なし。じっくりと滝の轟音に耳を傾け、水しぶきを肌で感じる贅沢な時間を過ごせました。
ただし、11月の知床は気温がかなり低く、滝の水しぶきで体感温度はさらに下がります。この時期に訪れる場合は、しっかりとした防寒着が必須です。須崎もダウンジャケットを着ていましたが、滝の近くでは水しぶきで少し濡れました。
北海道一周ドライブでの立ち寄りポイントとして
北海道一周をしていると、1日の走行距離がかなり長くなります。この日も網走方面からウトロへ向かう長いドライブでしたが、国道334号沿いにあるオシンコシンの滝は、ちょうど良い休憩ポイントになりました。
駐車場からすぐに滝が見えるので、ドライブの合間に15〜20分の休憩を兼ねて立ち寄るのにぴったり。車を降りて新鮮な空気を吸い、轟音の滝を眺めれば、運転の疲れも一気にリフレッシュされます。
季節ごとに変わるオシンコシンの滝の表情
オシンコシンの滝は、季節によってまったく違う表情を見せてくれます。
春(4〜5月):雪解け水で最大の水量
知床連山の雪解け水が流れ込む春は、1年でもっとも水量が多い時期です。二筋に分かれた滝が轟々と流れ落ちる迫力は、他の季節とは比べものになりません。ただし、まだ肌寒い日が多いので防寒対策は必要です。
夏(6〜8月):新緑に囲まれた滝
滝の周囲の木々が新緑に覆われ、白い水流と緑のコントラストが美しい季節です。観光シーズンのため混雑しますが、涼しい水しぶきが暑さを和らげてくれます。
秋(9〜11月):紅葉と滝のコラボレーション
滝の周囲が紅葉に染まる秋は、写真愛好家に人気のシーズン。特に10月中旬〜下旬は、赤や黄色に色づいた木々と白い水流のコントラストが見事です。須崎が訪れた11月は紅葉のピークを過ぎていましたが、それでも晩秋の趣がありました。
冬(12〜3月):氷瀑の絶景
厳冬期には滝の一部が凍りつき、「氷瀑」と呼ばれる幻想的な姿に変わります。ただし、冬季は道路の積雪や凍結に注意が必要で、スタッドレスタイヤは必須です。
写真撮影のコツ
オシンコシンの滝をきれいに撮影するためのポイントをまとめます。
おすすめの撮影位置
展望台からは滝全体を見渡せる正面のアングルがベスト。二筋に分かれた滝の全容を1枚に収められます。少し離れた位置から撮影すると、周囲の岩壁や木々も入って迫力ある構図になります。
水しぶき対策
展望台は滝にかなり近いため、カメラやスマホが水しぶきで濡れることがあります。タオルやレンズクロスを用意しておくと安心です。防水ケースがあればさらに安心。須崎はスマホにさっと水滴がついて慌てましたが、すぐに拭けば問題ありませんでした。
シャッタースピードの設定
一眼レフやミラーレスカメラをお持ちの方は、シャッタースピードを遅め(1/4秒〜1秒程度)に設定すると、水流が糸のように滑らかに写る幻想的な写真が撮れます。この場合は三脚が必要です。
アクセスと駐車場の詳細
オシンコシンの滝は国道334号沿いにあるため、アクセスは非常に簡単です。
車の場合:ウトロ市街から約10分、知床斜里駅方面から約40分。国道334号を走っていると、左手に大きな看板と駐車場が見えてきます。見逃すことはまずありません。
駐車場:無料の駐車場が約35台分あります。ハイシーズンは満車になることもあるので、朝早めの訪問がおすすめです。
バスの場合:JR知床斜里駅から斜里バスに乗り「オシンコシンの滝」バス停で下車すれば目の前です。
所要時間:駐車場から展望台まで徒歩約3分。滝の鑑賞を含めて15〜20分あれば十分ですが、写真撮影を楽しむなら30分ほど見ておくとよいでしょう。
周辺の立ち寄りスポット
知床五湖(車で約30分)
知床を代表する観光スポット。5つの湖を巡る遊歩道があり、知床連山を映す湖面の美しさは格別です。オシンコシンの滝とセットで訪れるのが定番コースです。
プユニ岬(車で約15分)
オホーツク海に沈む夕日の絶景スポット。須崎もこの日の夕方に訪れました。詳しくはプユニ岬の記事をご覧ください。
道の駅うとろ・シリエトク
ウトロ市街にある道の駅で、知床の特産品やお土産が揃っています。併設の知床世界遺産センターでは、知床の自然や野生動物について学べます。
まとめ
- 日本の滝100選に選ばれた知床を代表する滝
- 落差約50m。二筋に分かれて流れる「双美の滝」
- 国道334号沿いでアクセス抜群。駐車場から徒歩すぐ
- 滝の中腹に展望台があり、間近で迫力を体感できる
- 春の雪解けシーズンがもっとも水量が多く迫力満点
- 冬には氷瀑の幻想的な姿も楽しめる
オシンコシンの滝 観光情報
- 名称:オシンコシンの滝(双美の滝)
- 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西
- アクセス:ウトロ市街から車で約10分 / 国道334号沿い
- 見学時間:24時間(冬季は積雪注意)
- 料金:無料
- 駐車場:あり(無料・約35台)
- 所要時間:約15〜20分(撮影込みで約30分)
- 選定:日本の滝100選
知床ドライブの最初の立ち寄りスポットとして、ぜひ訪れてみてください。日本の滝100選に選ばれた迫力の二段滝は、知床の大自然を肌で感じる最高の入口になるはずです。