早く結果を出せる人の3つの特徴のうち、前回は「30点でGO!」の大切さをお話しました。
今回は2つ目の「圧倒的な文字量」、つまり「書き出す量」についてお伝えします。
「いいアイデアが浮かばない」「何を書けばいいかわからない」と悩んでいる方は、もしかすると書き出す量が圧倒的に足りていないのかもしれません。
この記事では、なぜ「書く量」が大切なのか、そしてどうやって実践すればいいのかを具体的にお伝えします。
なぜ「書き出す量」が大事なのか
私たちの商品(サービス)は、目に見えないものも多いですよね。コンサルティング、コーチング、カウンセリング、講座ビジネスなど、形のないサービスを提供している方は特にそうです。
そのときに大事になるのが、頭の中にあるアイデアを「言葉」にする作業です。
大御所と言われる成功者の方々は、シンプルでキャッチーな言葉を上手に使っています。しかし、決して初めからできたわけではありません。実はそこに至るまでに、さんざん言葉を書き出し、修正した量も圧倒的に多いのです。
そんなすごい方々でさえ書きまくっているのに、まだ経験の浅い自分たちがポンといい言葉が思いつくわけがありません。
「量」が「質」を生むメカニズム
「質より量」と聞くと、「雑にたくさん書けばいいの?」と思われるかもしれません。しかし、そうではありません。
ポイントは、量をこなすことで「質」が自然と上がっていくという順番です。
たとえば、あなたがブログの記事タイトルを考えるとします。1つだけ考えて「これだ!」と決めるのと、20個書き出してからベストを選ぶのでは、どちらが良いタイトルになるでしょうか。
答えは明白ですよね。20個書き出した中から選んだほうが、圧倒的にクオリティが高くなります。
須崎自身も、ブログのタイトルや講座名を考えるとき、最低でも10〜20パターンは書き出します。最初の5個くらいはありきたりなものが出てきますが、10個を超えたあたりから「おっ」というアイデアが出てくることが多いです。
書き出す量が足りない人の3つの特徴
1. 頭の中だけで考えている
頭の中だけで考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまいます。紙やパソコンに書き出すことで、思考が「見える化」され、次のアイデアが浮かびやすくなります。
須崎がよくお伝えするのは、「頭の中のモヤモヤは、書き出した瞬間にタスクに変わる」ということです。
2. 完璧を求めすぎている
「こんなこと書いても意味がないかも」と、書く前にブレーキをかけてしまう方がいます。しかし、書き出すときに「良し悪し」を判断する必要はありません。
まずは思いついたことをすべて書き出す。取捨選択はその後でいいのです。
3. まとまった時間を取っていない
書き出し作業は、5分10分では十分にできません。最低でも30分、できれば1時間はまとまった時間を確保して、集中して書き出すことをおすすめします。
カフェに行って、スマホを機内モードにして、ひたすら書く。これだけで驚くほどアイデアが出てきます。
質より量!まず書き出してみよう
「アイデアがないんです…」という方は、まず下手でもいいから量を書き出してみましょう。書いていくうちに、少しずつヒラメキが生まれてきます。
須崎は受講生に、やりたいこと・やることリストを300個以上書かせています。300個と聞くと驚くかもしれませんが、実際にチャレンジされている方は多いです。
300個書き出すコツ
300個と聞くと「そんなに出るわけない」と思いますよね。でも、コツがあります。
- 大きなことも小さなことも書く:「海外旅行に行きたい」も「美味しいコーヒーを飲みたい」もOK
- ジャンルを分けて考える:仕事、プライベート、健康、人間関係、お金、趣味など
- 「やりたくないこと」も書く:やりたくないことの裏返しが「やりたいこと」になることがあります
- 制限時間を設ける:ダラダラ書くより、「1時間で100個」と決めたほうが集中できます
実際に書き出すとどうなるか
須崎の受講生の例をお伝えします(匿名)。
ある受講生の方は、「自分のサービスの強みがわからない」と悩んでいました。そこで、まず「自分のサービスで受講生に喜ばれたこと」を50個書き出してもらいました。
最初の10個はすぐに出てきましたが、20個を超えたあたりで手が止まりました。しかし、そこからが本番です。「そういえば、あのとき…」と、忘れていたエピソードが次々と浮かんできたのです。
結果、50個書き出した中から、サービスの核となるキーワードが3つ見つかり、それがそのまま集客用のキャッチコピーに使えるようになりました。
これが、「量が質を生む」ということです。
今日からできる「書き出しワーク」
最後に、今日からすぐにできるワークを3つ紹介します。
ワーク1:やりたいことリスト100
A4の紙を用意して、やりたいことを100個書き出してください。仕事のことでもプライベートのことでも構いません。100個書き終わるまで、席を立たないと決めてやるのがポイントです。
ワーク2:ブログタイトル20本ノック
次に書くブログ記事のタイトルを、20パターン書き出してください。最初の5つは似たようなものになりますが、15個目あたりから面白いアイデアが出てきます。そこからベスト1を選びましょう。
ワーク3:お客様の悩み50個書き出し
あなたのお客様が抱えている悩みを50個書き出してください。この50個がそのまま、ブログのネタや商品のアイデアになります。
まとめ
いい言葉やアイデアは、大量に書き出す中から生まれます。まずは「30点でGO!」の精神で、とにかく書き出してみてください。
大事なのは、「考えてから書く」のではなく「書きながら考える」ということです。書くことで思考が整理され、新しいアイデアが湧いてきます。
一度まとまった時間をとって、紙にたくさん書き出すことをしてみてはいかがでしょうか。